未登校の長女の話

 

うちの子の話なんですけどね。

長女(現在18歳)は、中学2年生の2学期くらいから、行き渋りがすごくて。

学校に行っても早退してくる、みたいな。

あるときなんて、担任の先生から電話がかかってきて

「保健室で泣いてしまって、どうしようもないので、迎えに来て下さい」って。

「なんじゃそれ~!」って思いました(笑)。

 

 

あのときは、娘の心のなかでもいろいろなことがあったんだろうな、と今では思えるけど、あの頃は訳がわからなかったなぁ…。

学校行くのが当たり前で休むのはダメって思ってたから。

でも、その時でもダンスのレッスンは休まず行ってたから、

「よし!これだ!」

と思って、藁をもつかむ思いで、手近にあった10代向けのファッション雑誌についてた学校の資料請求ハガキで『ダンス』っていう言葉がついてた学校全部に資料請求したんだよなぁ…(笑)。

 

 

中3になって、公立高校の普通科の説明会に行っても全くピンと来なかったのに、その中の1校の説明会に行ったら、ピンと来たらしく、特待生オーディション受けたら受かっちゃったっていう!

学校行ってなくても、やりたい気持ちがあれば、その先は何とでもなるんだなって、子どもに教えられたエピソードでした。

 

 

広瀬ひろみ

子どもの自主的な未登校経験から、ママと子どもの居場所を作る活動をしている。なんでもゆるく楽しむ事がモットー。みんなもっと気楽に考えたら良くない?保育士・親学アドバイザー・みんなの学校プロジェクトチーム八千代リーダーなど。

 

 

みんなの学校プロジェクト チーム八千代プロジェクトリーダー広瀬さんインタビュー

2019.09.12

An baton