2021年7月に4回に渡り、わっかは「地域デザインプログラム」という講座を開催しています。このプログラムは「やりたい事」や「興味のある事」がある方と、地域ですでに活動している方をつなぐ場。地域と関わる人材育成プログラムとして、全4回のワークショップを行っています。前回は第3回(2021年7月17日)の様子をご紹介しました。
今回は最終回となる第4回、市内6団体の登壇の様子をレポートします。第1回、第2回のプログラム参加者から寄せられた質問を踏まえ、活動紹介と参加方法をご説明いただきました。※ご登壇者様のご所属は2021年7月現在のものです。
1)八千代花と緑の応援団
代表: 東原光陽さん/濱野俊輔さん
バラいっぱいのまちづくり!
八千代花と緑の応援団は、八千代緑が丘駅を拠点に活動する市民活動団体。駅前バラ園のバラ植栽、緑が丘ローズハーツふれあいフェスタの開催など、「バラ」をキーワードとして地域の人々をつなげ、八千代を盛り上げる活動をされています。
(東原さん)「私たちが一番に活動の柱としているのは、まちに、地域に、交流の輪を広げること。その一つのキーとなるものが、バラでありお祭りであると考えています」
(東原さん)「具体的な活動報告、問い合わせ先はすべてHPに記載しています。参加資格はありません。活動方針に共感いただける方であればどなたでも大歓迎。幅広い年代の方が交流の場として楽しめるようにしていきたいと考えています」
お問い合わせ先・参加方法
URL(千葉県公式HP > 地域づくり情報広場) https://www.pref.chiba.lg.jp/seisaku/chiikizukuri/hiroba/hiroba020.html
やちよ市民活動サポートセンター 代表: 越後久美子さん
人と情報の交流の場
やちよ市民活動サポートセンターは、さまざまな分野の市民活動を支援する施設。交流支援、活動支援、情報支援という3つのツールで、市民活動をサポートされています。登録団体はミーティングルームで打ち合わせをしたり、コピー機などの設備機器を使って広報紙を製作したりと、活動の拠点として活用できることができます。
(越後さん)「市民活動の定義は時代と共にちょっとずつ変わっていて、誰かに喜んでほしいというちょっとした気持ちから、サークル活動が市民活動へ変わったりするんです。きっかけはどこにでもあります。サポートセンターでは、何かしてみたいという方のご相談に乗ることもできますので、遠慮なくお問い合わせください」
(越後さん)「団体同士の横の交流もサポートしています。」「コロナの影響で人数を制限しているため、事前の予約をお勧めします。登録団体は3か月前から予約でき、利用料はかかりません。」
–サポートセンターの使用についてはもちろん、登録団体への連絡についてもお問い合わせいただけるとのこと。ぜひ活用してみてくださいね。
お問い合わせ先・参加方法
URL: http://yachiyo.genki365.net/guide
開所時間: 日/火/水/金(9時~17時)、土(13時~21時)
休所日: 月/木/年末年始(12月29日~1月3日)
住所: 〒276-0042 八千代市ゆりのき台5-30-6
電話: 047-481-3222
FAX: 047-481-3221
E-mail: npo.city.yachiyo@jcom.home.ne.jp
NPO法人八千代オイコス 代表: 金室彰さん
自然を愛し大切にする心を育み、豊かなまちづくりに寄与する
八千代オイコスは、自然と対話し環境教育を伝承することを目指して活動されているNPO法人。花輪川(八千代市吉橋)の自然環境保全活動や、「川の学校in花輪川」「炭焼き会」「米作り体験」といった子供たちへの自然環境教育など、幅広く活動されています。
「八千代市の豊かな自然環境保全は、一朝一夕にはできません。今後も、住民・行政・他の市民活動団体と連携しながら、環境保全、啓発活動をつづけていきます。」
(金室さん)「年齢制限はありません。お越しいただくのに車が必須ですが、繰り返し参加されるご家族もいらっしゃいます。最近は年齢層も下がってきており、ぜひ幅広い世代の方の参加いただければと思います」
お問い合わせ先・参加方法
URL: https://yachiyo-oikos.jp/
電話: 070-3998-8851
連絡可能時間: 10時~18時
※日曜日は活動日のため連絡が取りにくくなりますのでメール等でご連絡ください。
E-mail:info@yachiyo-oikos.jp
八千代市ほたるの里づくり実行委員会 代表: 金室彰さん
ホタルメイトになりませんか
八千代市ほたるの里づくり実行委員会では、市民・事業所・専門家・自治体等がホタルメイトとして良好なパートナーシップを取りながら、ホタルをはじめとする生きものを通した自然環境の保全活動を実施されています。
(金室さん)「ぜひ皆さんに遊びに来てほしい。遊びに来ていただければ、いろんなものが見えるし、楽しめるんじゃないかなと。ホタルの里はそんな場所です。
参加条件はありません。子供も大人も一緒になって、楽しく作業しています。八千代市環境保全課に問い合わせていただければ、1000円でホタルメイトになることができ、夜の生きもの観察などイベントに参加していただけます」
URL: http://genki365.net/gnky/mypage/index.php?gid=G0000043
活動日: 毎月第2土曜日 午前9時〜
集合場所: 八千代市ほたるの里(MAP)
内容:草刈り、樹木の枝払い、選定など
年会費:1000円
ホタルメイトに関する連絡先: 八千代市環境保全課
所在地: 千葉県八千代市大和田新田312-5
TEL: 047-483-1151
FAX: 047-482-0930
e-mail:kankyou1@city.yachiyo.chiba.jp
NPO法人わっか 代表: 宮本亜佳音さん
共に支えあい、自分らしく暮らせる社会を
次は我らわっかのご紹介でございます!!
NPO法人わっかの目指すものは「多様性を認め、違いを尊重しあいながら共に生きる共生社会の実現」。「あたたかなコミュニティを全ての地域に作る」活動として地域づくりと子育て支援を行っています。
地域共助の仕組み「ゆいのわ八千代」、地域の廃棄物を地域の力で製品化する「Small place of town project」、農家と地域をつなぐ「ヤオマル」など、具体的な事業や「ヤルシェ」というイベントを通じて、つながりの輪を広げ地域課題の解決につなげています。
(宮本)「大切にしているのは、つながりの多様性を増やすこと。こどもやシニアすべての方々に横のつながりを広げていく団体です」
(宮本)「活動が幅広くて何をやっているか分からないと言われるんですが…(笑)、課題を持っている方の課題を解決に導けるような横の連携を作る活動をしていると思っていただければ。活動の幅が広がっても、メンバー間で”違いを尊重し合う“という軸はぶれないようにしています。」
参加資格はなく、事業に参加することも、運営側に参加することも可能。活動が幅広いので、ぜひ気軽に何でもご相談ください。
新川千本桜の会 代表: 荻原喜彦さん
八千代の「桜がある暮らし」
新川千本桜の会は、新川両岸の河川敷に植栽された1,230本の桜木の維持・管理をフィールドワークとして実施されています。主な作業は、会員有志による月1回の除草、草刈、剪定、害虫駆除、ゴミの収集、桜の補植等。八千代の「桜がある暮らし」を支えています。
(荻原さん)「非常にきつい仕事ではありますが、とにかく桜を楽しみましょうということでやっています。活動を継続してきた結果、2016年には環境協会と協力し、さくらまつりを開けるようになりました。」
(荻原さん)「年間スケジュールはHPに掲載しています。草を一本むしっていただけるだけでありがたい。ぜひぜひ新川をこよなく愛してくださる方に来ていただければ嬉しいです。」
URL: http://www7b.biglobe.ne.jp/~senbonzakura/
問い合わせ先: 八千代市役所公園緑地課
電話: 047-487-5121
参加資格はなし。保全活動に加え、お祭り等にお手伝いとして参加していただくこともできます。
ぜひ積極的にお問い合わせしてみてくださいね
2日間で12の団体の紹介がありましたが、気になった活動をされている団体はありましたでしょうか? すべての団体の皆さんから「少しでも興味を持っていただけたのであれば、気軽に問い合わせてほしい」との声をいただいていますのでぜひ!! もう少し雰囲気を掴みたい方は、全編を動画で公開していますのでご覧ください。
※直接問い合わせることが難しい場合は、NPO法人わっかにお問い合わせいただくことも可能ですのでお声がけください。
NPO法人わっか お問い合わせ先
HPお問い合わせ: https://wacca-with.org/contact-2/
文・写真 NPO法人わっか運営補助 下山早紀