毎年6月が食育月間だという事を知っていましたか?
食育月間とは、農林水産省が食育を推進するために定めた食育を推奨する月です。
そもそも食育ってなに? どんな事するの? なんだか始めるの難しそう。
そんな雰囲気ありますよね。
食育ってなに?
食育とは、政府広報オンラインによると
「食育」とは、様々な経験を通じて、「食」に関する知識と、バランスの良い「食」を選択する力を身に付け、健全な食生活を実践できる力を育むことです。食べることは生涯にわたって続く基本的な営みですから、子供はもちろん、大人になってからも「食育」は重要です。健康的な食のあり方を考えるとともに、だれかと一緒に食事や料理をしたり、食べ物の収穫を体験したり、季節や地域の料理を味わったりするなど、食育を通じた「実践の環(わ)」を広げましょう。
という事だそうです。
「食育」という言葉は、石塚左玄が1896年(明治29年)と1898年(明治31年)の著作(化学的食養長寿論、通俗食物養生法)で「体育智育才育は即ち食育なり」と造語し用いられた事が言葉の始まりと言われています。
ファーストフードが入ってきたり、パン食が増えるなど、日本型食生活以外を選択する人が増える中で、2005年6月10日に食育によって国民が生涯にわたって健全な心身を培い、豊かな人間性を育むことを目的としている食育基本法が成立しました。
食べる事は生きる上での基本。どんな物をどのように食べるかを自分で選択できる力を身につけよう。
「食べる力」とは
食事を通じて
- 心と身体の健康を維持できること
- 食事の重要性や楽しさを理解すること
- 食べ物を自分で選択し、食事づくりができること
- 家族や仲間と一緒に食べる楽しみを味わうこと
- 食べ物の生産過程を知り、感謝する気持ちを持つこと
などが含まれます。これらは、子供のころから家庭や学校、地域など様々な場所で学び、身に付けていくもの。そして、大人になってからも生涯にわたって実践し、育み続けていくものです。さらに大人には、そうした食の知識・経験や日本の食文化などを「次世代に伝える」という役割もあります。
食育ってなにするの?
具体的には大きな枠で4つと言われています。
- 朝ごはんを食べよう
- 栄養バランスを考えよう
- 食べる事を楽しもう
- 食べ物がどこからくるのか考えて見よう
食育はむずかしくない
上記に記載のあるように、実は食育って普段から実践されてる方が多いですよね。みんなでわいわいご飯を食べる事も、栄養のバランスを考える事も食育です。
さらに、自分たちが口に入れている、私たちの体を作っている食べ物が一体どこからきているのか。この野菜は誰が作っているのか、どこの国で作っているのか。そんなことを考えてみたり、実際に体験してみたり。そんな食育を通じて考える力や判断力を育まれます。
千葉県の取り組みは?
千葉県の食育月間県では、「ちばの恵みでまんてん笑顔」をキャッチフレーズに、新鮮でおいしい県産の食材を食事に上手に取り入れたバランスのよい食生活で、健康で笑顔あふれる暮らしにつながる取組を進めています。また、6月の販売促進月間と連動し、県内各地で食に関するイベントや講演会など様々な361の取組を展開します
とのこと。詳細はチェックしてみてくださいね!
平成30年度ちばを食べよう!ちばの食育月間について
そしてなんと、八千代市内の全公立小中学校の給食では八千代市産のエコにんじんを使ったメニューが実施されます。
八千代市学校給食エコにんじんウィーク
- 期間:6月
- 場所:八千代市内全公立小中学校
- 主催:八千代市教育委員会
- 内容:給食センター・単独給食校4校において八千代市産のエコにんじんを使ったメニューで給食を実施します。
食育月間の6月に、少し「食」について考えてみませんか?